透明感のある肌になれる食べ物6選!シナモンや食物繊維はシミを消すのか?

透明感のある肌を目指し、美白やシミの予防、対策を始めるという方も多いんじゃないでしょうか?

スキンケアや美容外科、、美白やシミの予防、対策は色々ありますが、この記事では日々の習慣に取り入れやすい食べ物から透明感のある肌やシミ予防、対策にアプローチする方法をご紹介させていただきます。

この記事を読み、その知識を日々のちょっとした意識に加えていただけるだけで美白やシミの予防、対策の習慣化が自然とできるようになります。また、食べ物からのアプローチは体内からの美白対策ができるので、部分的ではなく全身の美白対策にも効果的です。

1. 美白やシミに効果的な食べ物4選

透明感のある肌作りやシミ予防に効果が期待できる食材をご紹介いたします。日々の食事にプラスαして美白やシミ予防・対策の習慣化に役立てていただけたら幸いです。

1-1 ビタミンCを多く含むもの

ビタミンCを多く含む食材はアセロラ・グァバ・パプリカ、いちご、キウイ、キャベツ・ゆず等があります。

美白のインナーケアを取り入れるのにまず欠かせない栄養素がビタミンCです。ビタミンCはしみの原因である”メラニン”の生成、定着を防いでくれるだけでなく出来てしまったシミを薄くしてくれる効果があります。

ビタミンCは残念ながら体内で生成することが出来ないため、食事やサプリメント等、外からの摂取でしか体に取り入れることが出来ません。また一度に吸収できる量も決まっている為、一度にたくさんとっても尿や汗として体外へ排出されてしまいます。ビタミンCを効果的に取り入れるためには一気に摂るのではなく、毎日数回に分けてこまめに摂取した方が効果的です。

ビタミンCは美肌ビタミンと呼ばれるほどで、ニキビケアから毛穴ケア、たるみケア、代謝UPでターンオーバーを整えてくれたりとあらゆるお肌の悩みに効果が期待できます。ビタミンEなど、ビタミンCと併用することで相乗効果を得れる成分もたくさんあるのでまずはビタミンCを積極的に摂取するよう心がけていただけたらより効果を感じれると思います。

しかしこの無敵なビタミンC、美白という観点では少し注意が必要です。

ビタミンC言えばレモンやオレンジなどの柑橘系を思い浮かべる方が多いかと思います。もちろんこれら柑橘系もお勧めではあるのですが、この柑橘系類にはビタミンCが豊富に含まれているだけでなく、”ソラレン”という物質も含まれています。このソラレンには光毒性があり、摂取したあとに紫外線を浴びるとシミや色素沈着、シワ等の促進をしてしまいます。柑橘系類からビタミンCを摂取する際は朝ではなく夜摂取するのがお勧めです。

 

1-2 ビタミンEを多く含むもの

ビタミンEを多く含む食材はアーモンド、アボカド、ほうれん草・ブロッコリー・植物油(ごま油・オリーブオイル)等があります。

ビタミンEは強い抗酸化作用があり、紫外線などの外部のダメージからお肌を守ってくれる作用があり、活性酵素の働きを抑えてくれます。この活性酵素はシミの原因となるメラニンの生成を促進してしまうので美白対策にはこの活性酵素を増やさないことも重要な対策になります。

血行促進効果もあることから血行不良からのくすみにも改善が期待できます。

またビタミンEはビタミンCの働きを助けてくれるのでビタミンCと一緒に摂取すると相乗効果が得られより効果が期待できます。

ビタミンCのような水溶性ビタミンとは違い、ビタミンE脂溶性ビタミンと呼ばれ体内に蓄積しやすいビタミンです。なので体内に取り入れるのは比較的簡単ですがこちらも摂取しすぎ日は注意が必要です。油と摂ると吸収率がUPするので炒め物にしたりサラダの場合はオイルドレッシング等と一緒に摂取すると効率的に摂取できます。

また、人参やかぼちゃ、ほうれん草等に多く含まれるビタミンAも同様に脂溶性ビタミンでターンオーバーを促進してくれたり、活性酵素の働きを抑えてくれるので美白やシミの対策・予防に効果が期待できます。

1-3 リコピンを多く含み食べ物

リコピンが多く含まれる食材はミニトマト・トマト・スイカ・ピンクグレープフルーツ・柿・金時人参などがあります。

その代表とも言えるトマトには美白効果が絶大に詰まっています。

トマトジュースで有名な『かごめ株式会社』の研究結果によるとシミの原因となるメラニンの生成が抑えられただけでなくターンオーバーの促進もされ、紫外線により日焼けしてしまって肌の色合いが戻ったと研究結果が出ています。

加熱するとリコピンの吸収が2倍にも上がるとの報告もあり、また朝に摂取することで吸収率がさらにUPできるとのことです。なのでスープなどにして朝摂取すると効率が良く摂取できますね。

また油との相性もよく吸収率をUPしてくれるのでパスタなどにしても良いと思います。

美白以外にも肌の抵抗力をサポートしてくれる働きがあったり抗酸化作用もあり目の下のシワ等、肌老化防止にも期待できます。

1日に必要なリコピンの量は15~20mg以上と言われていて、トマトであれば2個、ミニトマト14~17個、トマトジュースであれば2杯程度を目安に摂取していただけたら良いと思います。

1-4 体内で合成しL-システインを作り出してくれる食物

L-システインを作り出してくれる必須アミノ酸”メチオニン”が多く含まれているのが、かつお節・マグロ・肉類・豆腐・納豆・牛乳・チーズ・しらす干し・お麩などがあります。

L-システインと聞くと美白の内服薬やサプリメントで聞くイメージが強いかと思います。

L-システインは美白やシミの対策に効果的なアミノ酸の一種で、体内からの代謝をサポートし、シミの原因となるメラニンの生成を抑制するだけでなく、蓄積した古いメラニンも角質からの排除を促してくれます。つまりシミを消すという作用に1番近いと言得るのかなと思います。

しかしこのL-システインは残念ながら体内で作り出すためには必須アミノ酸の『メチオニン』を摂取することが1番の近道のようです。メチオニンを多く含む食材を摂取することで体内で合成されL-システインが生成されます。

おかずとして豆腐や納豆をとったりお肉料理にしたり、、かつお節やしらす干しなんかはいろんな料理にかけるだけで摂取可能だと思うのでぜひおかずのプラスαに役立ててみてください。

2. 美白やシミに対するシナモンや食物繊維の効果

次は美白やシミにシナモンや食物繊維についてのお話です。

2-1 シナモン

TBS『名医の太鼓判』という番組でシナモンがシミやシワに効果的だと放送がありました。それをキッカケにシナモンを摂取するようになったという方も多いんじゃないでしょうか?美白にシナモンが有効となると普段の食事や飲み物にサクッとプラスしやすいので習慣化しやすくありがたいですよね!!

では肝心のシナモンの成分についてお話しさせていただきます。

シナモンには毛細血管を治してくれる作用があります。毛細血管が細く、もろくなってしまっていると紫外線等の外部の刺激を受けやすくメラニンが刺激されシミの原因になってしまいます。そういった現象を改善するのにシナモンが効果的だと言われています。

目の周りや皮膚の薄い部分や顔は毛細血管が多く張り巡らされていますから毛細血管を強化できればシミやくすみ・クマやシワなどの改善につながりいつまでも若々しいお顔を維持できるようになります。

また抗酸化作用もあるので肌老化防止にも効果が期待できます。

しかしこのシナモンも過剰摂取にはとても注意が必要です。1日に大量に摂取し続けると肝機能障害を引き起こす可能性があります。適量の摂取目安は2gが目安とされており、小さじ1杯弱を目安です。

適量の目安を参考に過剰摂取にならないよう気をつけながら楽しんでみてください。

またシナモンに含まれるシンナムアルデヒトという成分が胎児に悪影響を及ぼすと言われているので妊娠中の方は摂取をお控えください。

2-2 食物繊維

食物繊維には腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やしてくれる効果があります。食物繊維を摂取し、腸内環境を整えることで代謝UP、お肌のターンオーバーの乱れを改善してくれます。

お肌のターンオーバーが乱れてしまうというのはすなわち肌の生まれ変わりがスムーズにいかないということです。そうなると古い角質が肌に残りシミの原因になってしまうのです。

また食物繊維には糖質の吸収を緩やかにしてくれる働きもあります。糖質を摂取する前に食物繊維を摂ることで糖質過多によって起こる『糖化』の予防につながります。糖化は肌の老化を促進し、シミやくすみ・たるみの原因になってしまいます。

糖化は一度起こると元に戻らないとも言われています。早めの予防でシミ対策、お肌の老化対策に役立てていきましょう。

『腸内環境はお肌の鏡』と言われているほど、美肌にはとても重要です。便秘など腸内環境が乱れているなと感じる方は野菜・きのこ類・海藻等の食物繊維や発酵食品などで腸内環境を整えるところから始めてみてもいいと思います。

結論

残念ながらシナモンや食物繊維を摂取することで”シミを消す”というのはできません。しかしどちらも美白やシミの対策には効果的なので正しくは”シミを薄くする”というのには効果的と言えます。

同時に今後シミを増やさないという観点からもとても効果的なので、どちらも積極的に取り入れていきましょう。

”シミを消す”ということでは先に紹介させて頂いた”体内で合成しL-システインを作り出してくれる食物”の方が古い角質に残ったメラニンを排除してくれるので効果的と思います。

3. 美白やシミには逆効果な食べ物

ここでは美白に逆効果と言われている食材を紹介いたします。とは言えこちらで紹介しているものは100%逆効果といったものではありません。

逆効果と割れているものでも摂取するタイミング、量により良くも悪くもなるといったものばかりなので、きちんと理解し、正しく上手に摂取していただくことでより効果的に美白を目指せます。

3-1 砂糖・菓子パンやスナック菓子・・・糖質を多く含む食べ物

糖分を多く摂取し、体内が糖分過多になると、『糖化』という現象が起きてしまいます。

すると、シミの増加や黄ぐすみの原因になるだけでなくシワやたるみ、ターンオーバーの乱れの原因を引き起こしてしまいます。

糖質を摂取される際は食物繊維と一緒に摂ることで糖質の吸収を抑え糖分過多にを防いでくれるので、食事で食物繊維→糖質の順で、デザートの時は糖分の含まない飲み物と摂取したりと糖分過多にならないよう注意していきましょう。

3-2 レモンやオレンジ・きゅうりやしそetc・・・ソラレンを多く含むもの


ビタミンCのところでもお話しさせていただきましたが、ソラレンを多く含む食材というのは紫外線を吸収しやすくする作用があります。

ソラレンを摂取したり付着させたまま紫外線を浴びてしまうとシミや色素沈着を作ってしまうだけでなく、かゆみ等の原因にもなります。

その作用は食後2時間後がピークといわれていることから、紫外線を浴びてしまう予定がある際は朝や昼ではなく夜に摂取するなど、タイミングを考慮して上手く活用していきましょう。

3-3 コーヒーや緑茶・栄養ドリンクなどのカフェインを多く含む食べ物

カフェインは過剰に摂取するとターンオーバーがに乱れがおき、色素沈着やシミが出来やすくなったりシミを大きくしてしまいます。

しかしコーヒーに含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸には活性酸素を抑え、シミ抑制、肌老化防止に繋がるという研究結果も出ています。

1日の摂取量の目安は400mgと言われており、コーヒーでいうとカップで3〜5杯が目安と言われております。

過剰摂取にならなければ大丈夫なので適量を目安に摂取するようにしましょう。

4. そもそも美白とは、、食べ物から予防・対策するメリット

『美白』とは”メラニンの生成を抑えて日焼けによるシミ・そばかすの予防や改善をしていくこと”と定義されています。

肌を元々の色から白くしたり、できてしまったシミ・そばかすを綺麗に消すといった効果は期待できません。美白成分と摂取し続けることは、あくまでもできる前の予防・対策、出来たものを薄くするのが目的であります。

美白を目指す上で知っておきたいことの一つとしてシミができる原因を理解することです。シミの原因はいうつかありますが多くは紫外線・活性酸素・ストレス・大気汚染・タバコ・女性ホルモンの乱れなどがあります。生理不順時や妊娠中、出産後、閉経後などは女性ホルモンが乱れ一時的にシミが増加しやすくなります。また紫外線は夏だけでなく4月ごろから紫外線の量は増え始め、冬でも紫外線対策は必要です。

シミができる原因や注意すべきタイミングを把握して効率的に美白を目指していきましょう。

また、食べ物からケアを行うことで全身のケアができるようになるだけでなく、より紫外線を吸収しにくくお肌のシミやくすみ防止でき、習慣化することでターンオーバーを正常に保てるので健康な美肌体質に変化していけます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はインナーケアからの美白・シミ予防・対策についてお話しさせていただきました。ご紹介させて頂いた食品たちはどれも特別なものではなく日常に溢れている食べ物がほとんどだったと思います。体内から美白のシミ予防・対策と習慣化していただくことでより透明感のある肌を全身に、手に入れていただけたらなと思っています。

ぜひ日々の食事のプラスαに、そして美容の習慣化に役立てていただけたら幸いです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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