放置したら危険!!顔や肌にできた赤いシミの見極めと消す方法!

赤いシミと聞くと想像しにくい方も多いんじゃないでしょうか?また、この記事に辿り着いてくださったということは見慣れない赤いシミができてしまい悩んでいるって方もいるんじゃないかなと思います。

その赤いシミ、場合によっては皮膚癌の初期症状の可能性があり、実は放置するととっても危険かもしれないのです。

今回はその赤いシミの危険性や見極めのポイントについてお話しさせて頂きます。是非参考にしていただき早めの対処していただけたら幸いです。

1 赤いシミの危険性!見極めるポイント

顔や肌にできた赤いシミ、その症状が表す病気のサインについてお話ししていきます。

赤いシミには3つの病気の可能性があると言われています。

1-1 日光角化症

引用;持田製薬株式会社

日光角化症とは、紫外線のダメージが蓄積すると発生してしまう“日焼けによるガン”と言われています。

紫外線による細胞の癌化

→炎症を起こす

→赤いシミとなって肌表面に現れる

という流れで私たちにサインを示してくれます。

大きさは1〜2センチほどで、主に顔や手の甲などにでき、その他の身体の部位にはできにくいのも特徴の1つです。

できたばかりや肌表面にあるうちは初期の初期で体への影響は特にありませんが、悪性の皮膚疾患ではあるのでこれを放置してしまうと肌の奥まで届き、転移の危険がある癌へ成長してしまう恐れがあります。

日光角化症は、主に5つの臨床病型に分類されます。その中でもっとも多くみられる症例は、「紅班(こうはん)型」と呼ばれるタイプです。紅色の平らな病変で、表面にカサカサしたウロコ状のものやかさぶたが見られます。「色素沈着型」は、淡い褐色~濃い褐色のまだら状のことが多く、ほぼ平らな病変ですが、やや盛り上がることもあります。また「疣状(ゆうじょう)型」は、皮膚の表面が角化し、イボのような皮疹が見られます。角化した皮膚のまわりは、紅色になっていることが多いです。その他、疣状(ゆうじょう)型の角化がさらに進んで硬いツノのように隆起する「皮角型」と盛り上がっていて表面にはカサカサしたウロコ状のものやかさぶたが見られる「肥大型」などがあります。

引用;ひろせ皮フ科 広瀬るみ院長記事

また上記の記事にもあるように日光性角化症の中にも様々なタイプがあるようです。なので赤いシミを発見した際は自己判断せず、すぐに皮膚科で診てもらうようにしてください。

1-2 毛細血管拡張症

引用;MSDマニュアル

毛細血管拡張症は俗に“赤ら顔”と呼ばれているもので皮膚表面に血液が滞り赤く見える症状のことを言います。

細い静脈が皮膚の上から透けて見えるような症状なので皮膚の薄い鼻周りや全体的に皮膚が薄い方は目立つ傾向にあります。

また、寒暖差の影響等でも現れることが大きな特徴です。

その他、加齢によるホルモンの減少やストレス、間違ったスキンケアなどが原因で、特に摩擦等による刺激で起こることが多いようです。

毛細血管拡張症はシミ関連の病気の1つではありますが、人体に影響を及ぼす症状では何ので美容目的以外での治療は特に必要ありません。

1−3 脂漏性角化症

引用;福岡大学博多駅クリニック

脂漏性角化症とは俗に“年寄りイボ”と呼ばれているもので、加齢と主に現れるイボ状のシミです。

初期症状は茶色く平たいもので老人性色素斑と間違われやすいのですが、少しずつシミが盛り上がりイボ状に発展していきます。

脂漏性角化症はシミ関連の病気のひとつではありますが悪性のものではないので、美容目的外では特に治療は必要ありません。

 

2  赤いシミの見極め方法

赤いシミが日光性角化症かどうか見分ける方法は

◻︎湿疹のように赤くカサカサしている

◻︎赤みが半年以上続いている

◻︎痛みや痒みはない

◻︎湿疹の薬をつけても治らない

◻︎体にはなく顔や手の甲にだけある

◻︎触ってみると表面がザラザラしていて硬く感じる

◻︎瘡蓋がついていてとると出血する 

等が見分ける方法です。

ですが、、、自己判断はとっても危険です。間違った判断で放置してしまうと取り返しのつかない癌へ発展してしまう可能性を十分に秘めているので発見した際には必ず皮膚科の先生に診てもらうようにしてください。

3  赤いシミを消す方法

日光性角化症・毛細血管拡張症・脂漏性角化症、、、それぞれに赤いシミを消す方法が微妙に異なるので下記でご紹介させて頂きます。

3-1 イミキドモクリーム

日光性角化症の治療薬としてイミキドモクリームを処方されることがあります。

こちらのクリームは医師の処方が必要なクリームなので、日光角化症と診断されたからといって必ずしもこのクリームが処方されるわけではありません。その他ですと、液体窒素での凍結療法や手術で切除といった治療法も取り入れられているようです。

進行の度合いやかかる医師の判断によっては違う治療法の場合があります。医師の判断にしたがって早期治療を目指してください。

3-2 レーザー治療

毛細血管拡張症が大きくなってしまった場合、レーザー治療によってシミを消すことが可能です。

脂漏性角化症の場合は炭酸ガスレーザーでの蒸散やケミカルピーリング、シミ用のレーザー等で取り除くことが可能です。

皮膚科や美容皮膚科などで行ってもらいましょう。

3-3 ステロイド塗薬

クリーム

脂漏性角化症の場合の治療法に有効だと言われています。

ステロイドの塗り薬のほか、液体窒素による凍結等も治療に用いられることが多いようです。

しかしステロイド剤というのはあらゆる症状の治療法として用いられることがあり、とても便利であらゆる効果を持つ薬ですが、使用法を間違うと危険な副作用をもたらす危険性のある薬でもあります。

過去に別の症状で処方されたステロイド剤がお家にあったとしても、自己判断で使用せず、必ず医師に診てもらい使用料や使用期間など、医師の判断に従うようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はとっても恐ろしい赤いシミのお話でした。

見極める方法や消す方法等のお話もさせて頂きましたが、赤いシミを発見した際には自己判断せずすぐに皮膚科の先生に見てもらうようにしましょう。

正しく治療すれば綺麗にシミを消すことができ美を手に入れられます。そして何より安心できますよね!

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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