お友達や家族とお出かけしていて、ほぼほぼ同じ行動をしていたはずなのに何故か自分の肌だけがシミができやすい気がする!と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
それはシミの遺伝性が原因かもしれません。つまり、シミができやすい遺伝子があるということなんです。生まれながらにしてシミができやすい体質、、、ショックですよね。。
しかし、自分がシミができやすいという可能性を知れれば、よりUV対策に強化する事ができたりとよりシミを作らせない対策にもはげみやすくなると思います。
今回はその遺伝子や遺伝子を持つ方の特徴を主にお話ししていきます。
1. シミのできやすい遺伝子とは

シミの主な原因は紫外線や加齢によるものです。
とはいえ、紫外線を同じ時間浴びたとしてもシミが全くできない方もいればすぐシミができてしまう方がいるように、その症状の現れかたにはかなりの個人差があります。
後者のようにシミができやすい方というのは、シミ遺伝子と言われている“MC1R”という遺伝子が原因と考えられます。
このMC1Rとはメラニン色素の形成に深く関わっている遺伝子でこの遺伝子の配列によってシミができやすくなったり濃くなったりという影響があると言われています。
美白化粧品でも人気の高いPOLAでは245名の被験者を研究し、MC1Rの数によりシミのできやすさが異なるか等の研究が行われています。
MC1R 遺伝子を調べることにより、「シミのできやすさ」 (危険度)と「加齢の影響の受けやすさ」「紫外線の影響の受けやすさ」(悪化の原因)を個人レベル で予想することが可能になります。さらに、将来のシミの予想図(何歳でどれくらいのシミができるの か)の作成も可能になると考えます。
引用;POLA
という研究結果が発表されています。
2. シミ遺伝子を持つ可能性の高い方の特徴

この特徴調べてみると、私たちの祖先にまつわる研究結果を拝見しました。
シミ等の遺伝子に関係している私たちの祖先というとおじいちゃんやおばあちゃんくらいを想像しますよね?
、、、とんでもない!!!!なんとその研究結果では祖先といても縄文時代まで遡っていたんですw
私たちのシミリスクはそんな昔からのものなんですね。。手強い。。笑
日本人の祖先は『縄文人』と『弥生人』それぞれが別々の起源を持ち順に日本に来て時代を作っていきました。
縄文人が先に日本にやってきてその後、弥生人が来たと言われており、現代の多くの日本人がこの縄文人と弥生人、両方の遺伝子を受け継いでいるとのことでした。
この引き継いでいる遺伝子には地域差や個人差があり、断定した結果を出すには難易度がかなり高いのですが、その分布や地域性など、様々な研究した結果、両方受け継いでいる遺伝子のうち、‘縄文人’の遺伝子を強く引き継いでいる方が“シミ型“の遺伝子を持つのではないかという研究結果が発表されています。
では、縄文時代の遺伝子を強く持つ人はどんな方なのか?
こちらもPOLAさんの研究結果でわかりやすい表があったので貼らして頂きます。

引用;POLA
こうやって表を見てみるとなんとなく自分にも当てはまっている気がしてきますよね。。
上記の表に当てはまる項目が多ければ多いほど、シミ遺伝子を持っている可能性が高いといえます。紫外線の多い時期や場所だけでなく1年中の紫外線対策を怠らないように頑張りましょう!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は生まれながらにして持っている遺伝子にまつわるお話でした。
このレベルになると自分ではどうすることもできないですよね。。
しかしシミ遺伝子が存在するということを知ることで、自分だけがシミができやすい疑問から解放され、シミ遺伝子が多いタイプなんだと知ってうけいれることでよりUVケアに目が行きより美白に近づけると思います。
シミは遺伝子によってできやすいできにくいはありますが、大前提としてUVケアを怠れば年齢と共に皆さんにできるものです。
紫外線の多い季節、場所に限らず1年中を通してUVケア対策はしっかりしていきましょう。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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